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らしんばんnews Volume.1 [旬の情報 らしんばん news]
 みなさんこんにちは。らしんばんを開いていただきありがとうございます。ここでは、岡山県が協力したロケに関する情報や体験談、岡山県が取り組んでいる事業の内容などを紹介します。
 例えば、岡山県がロケにどのように対応しているか、またその後、撮影があったロケ地をどのように地域興に活用しているかなど、情報満載でお届けします。
 このページを読まれ岡山県に興味を持たれたあなた、ぜひ一度、岡山を訪れてみてください!
Volume.1創刊号 大河ドラマ「武蔵MUSASHI]のロケがやってきた!
 大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の全国第1号のロケが、平成14年4月3日、岡山県落合町の醍醐桜で、また平成14年10月25日から11月2日にかけて2回目の岡山県ロケが実施されました。
 このロケは、岡山県大原町が、宮本武蔵の生誕地であることから、宮本武蔵で岡山県を盛り上げるため、NHKに要望するなどした結果、実現したものです。
 特に、第2回のロケに対応した経験が印象的ですので、その様子をお伝えします。
県内全域を何日もかけ回り、約100カ所をピックアップ
 NHKからの依頼を受け、ロケを行うシーンに適した候補地を探しました。2人の職員が、それぞれ自分の中で勝手にイメージをふくらませ、「ここはイメージにぴったり!!」とか「あそこは何か違うような…」など思いながら、資料や現地を見て県内全域を何日もかけ回り、約100カ所もの適地情報を提供しました。
 ロケハンには、NHKのスタッフが何回も岡山県に来ました。もちろん、その都度同行し、ロケ地に選ばれるようPRしました。最初のロケハンには、NHKドラマ部のスタッフが1人だけ来て、私たちが何カ所か選んだ候補地をさらに絞り込むために現地を見て回りました。「うーん…次行きましょうか」とがっくりしたり、「あっ、ここがいいですね〜」と言われ、「やっぱり自分には見る目がある!」と一人勘違いしたり悲喜こもごものロケハンでした。
7カ所のロケ地が決定!
 さらに、監督をはじめ制作、美術、技術、特殊効果等あらゆる部署の人々が来て絞り込みをした候補地が想定しているシーンに合うかどうか、また技術的に撮影が可能か見極めます。
 「邪魔な杭は除きましょう。」「電柱の1本、2本は移します。(実際はそんなことはなかったが…)」とロケ実現のためにと最大限の協力を申し出ました。おかげで、最終的に、有名な千年杉に吊されるシーンや武蔵が修行をするシーンなど7カ所(曹源寺:岡山市、佐波良の大杉:湯原町、山乗渓谷:中和村、真加子の河原:中和村、中世夢が原:美星町、大倉の農道:美星町、神庭の滝:勝山町)のロケ地が決定しました。
杉に武蔵が吊されるシーンでの実験に志願。しかし…
 ロケ地に決定すると、今度は各ロケ地でロケ隊を迎えるため、市町村の担当者やNHKのスタッフの方々と一緒に現場の準備です。
 草刈りやボランティアの手配等、それぞれのロケ地で地元の方々に無理なこともお願いしながら、進めていきました。
 杉に武蔵が吊されるシーンでは、クレーン車からワイヤーを吊るし、実際に人が吊される実験を行いました。「誰かやってみます?」と言われ、「滅多に経験できないことだ!!」と、思わず名乗りをあげてしまいました。ワイヤーに吊り下げるための防具を着せられ、ダミーのロープで体をまかれ、そのままの格好で約5メートルの高さまで持ち上げられるのです。ロープのたるみや撮影時の体の向きなど、NHKのスタッフが相談している間、2時間余り吊されとおしでした。その夜、股ずれで寝つけなかったことは忘れられません。
急遽の追加ロケ地探し、そしてスタート!
 10月中旬、慣れないながら何とか準備も整ってきた頃、NHKから一本の電話が!!「武蔵が修行をするシーンも岡山で撮りたいので、またロケ地を探してほしい」との内容でした。
 急遽のロケ地探しになりましたが、要領を覚えた私たちは、すぐにNHKのリクエストに合う候補地を何カ所か探し出しました。その後、3カ所(蒜山中学校林:八束村、三平山森林公園:川上村、鳴滝:新見市)が追加で選ばれました。
 ロケには職員がローテーションで対応しました。ロケ期間中は県が各ロケ地の市町村との連絡調整を引き受け、スムーズなロケの実施に努めました。ちなみに私の相棒はNHKのスタッフと間違われるまでに制作サイドの意向を適切に伝えられるまでになっていました。

(武蔵ホームページロケ情報へ:http://www.optic.or.jp/musashi/fr_loca.htm

 撮影中には、地元のボランティアの皆さんが温かい汁物をサービスしてくれたほか、県市町村などで設立している大河ドラマ『武蔵』推進協議会からは「ばらずし」や「おでん」の差し入れがあり、ロケ弁(特徴のない幕の内弁当など)に飽きた役者とスタッフは大喜びでした。
無事にロケ終了、その後…
 こうして、9日間のロケが、けが人もなく無事に終わりました。
 ロケ後は、ロケ地や武蔵ゆかりの地をツアーにした日帰りバスの運行、岡山城と岡山後楽園での武蔵展や寸劇の開催、生誕地大原町では大河ドラマのテーマ館のオープンなど、それぞれの観光関係者が宮本武蔵を盛り上げています。

 深く関わったロケで撮影されたシーンが我が家のTVに映し出されています。一つ一つのシーンに思い出があり、今まで気にしたことなどなかった視聴率が少しでも上がればいいと願っています。

 
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